9月 第837回 野外研究会
シダ植物観察会(千葉県佐倉市)
京成線で乗降人員が一番少ない駅・大佐倉駅(2022年度)の東には緑豊かな自然が広がり、その一角には、戦国時代の下総守護千葉氏が文明年間(1469–1486)に築城した居城跡(国史跡 本佐倉城跡、続日本百名城)が残されている。駅から山林や田畑の間を歩き、城跡の空堀・土塁、櫓台などを眺めながら、セイタカシケシダ、オオカナワラビ、ハカタシダ、ナガバノイタチシダ、アスカイノデ等シダ植物と、季節の種子植物を観察しながら往復する。(係:手塚武博・牧野澄夫)
10月 第838回 野外研究会
日光戦場ヶ原の晩秋
晩秋の日光戦場ヶ原を訪ねます。本州では珍しい谷地坊主と谷地坊主を利用して生育している湿原植物。この時期でなければ見られない戦場ヶ原の景観、植物を観察します。(バス研ではなく現地集合になりました)(係:松田敬子・坂本アヤ子)
期 日 10月23日(水)雨天催行
*現地の状況により、別コースの場合あり。
集 合 東武線 日光駅 9時50分
東武日光駅発10時10分発バスで奥日光戦場ヶ原まで(赤沼まで)
帰りのバスは15時頃乗車→日光駅(16時頃)/東武日光駅(16時30分頃)→浅草駅(18時30分頃)
【交通費】フリーパック4500円(電車賃とバス代):赤沼まで行けます。
但しスペーシアXを利用する場合の特急料金等は含まれておりませんのでご自分の利用する電車を調べて確認してください。
講 師 谷本𠀋夫(本会会長)
参加費 2500円(非会員3000円)
問合せ 090-3224-8584(坂本)
*予約制ではありませんが、参加人数把握のため、必ず申し込んでください。
11月 第839回 野外研究会
キタミソウと越谷アリタキ植物園
キタミソウは、北半球の温帯地方の湿地に分布する植物で、北海道、関東、奈良、熊本などの限られた地域に生育しています。越谷市内の瓦曽根溜井(かわらそねためい)(葛西用水)でも見ることができます。キタミソウの生態を通して、水辺の植物や鳥などとの関係を観察します。午後は、2002年に有瀧龍雄氏の遺言により市に遺贈された越谷アリタキ植物園に徒歩で(約20分、1.7km)移動し、昼食後、樹木を中心とした観察を行います。(係:青羽美津子・飯島和子)
12月 第840回 野外研究会
小石川後楽園
国宝級の大名庭園。丘陵と谷戸を利用し自然景観を再現した作庭技術で植栽された四季折々を彩る樹木を訪ねます。園内は、「大泉」の「海」の「景」を中心にして、これをめぐる周囲に「山」「川」「田園(里)」などの「景」が連鎖して配置されおり、変化に富んだ風景が展開する「回遊式築山泉水庭園」です。(係:長島秀行・坂本アヤ子)
1月 第841回 研究会
室内会(総会・講演会)
期 日 1月下旬の日曜日(日は未定;10時〜16時)
会 場 新宿歴史博物館講堂(2階)
新宿区四谷三栄町1216/Tel 03–3359–2131(案内図参照)
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」下車(出口4番)、徒歩8分
参加費 会員・非会員とも1000円(学生200円)
その他 弁当など持参の場合は会場で召し上がれます。
◆総会 10:20–12:00i出席は会員のみ
議事 2024年度事業報告・会計報告・監査報告
議事 2025年度事業計画案・予算案・その他
意見交換会(議事終了後)(休憩 12:00–13:00)
◆講演会 13:00–15:30
講師と講演テーマ
岡崎惠視(本会会員)「生体鉱物形成:大型藻類と微細藻類(円石藻)の炭酸カルシウム形成とその仕組」
谷本𠀋夫(本会会長)「奥日光戦場ヶ原の多様な植物を支える谷地坊主の役割」
当日の連絡先 090-3224-8584(坂本)
- 野外研究会は通常午後にわたりますので、弁当や飲料をご持参ください。
- ルーペやカメラ、図鑑類、メモ帳、ものさし、会員バッジ(会員のみ)、くすり、健康保険証などご用意ください。
- 安全性のある観察に適した靴と服装(帽子着用)でご参加ください。必要に応じ、雨具、レインスパッツ、手袋、長靴などもご準備ください。
- 参加費(500円/非会員1000円/学生は一律200円)は講師謝礼・資料代・保険料に関わる費用です。非会員の方の参加費は2016年3月6日運営会議で改定されました。ただし、行事によって費用の異なる場合があります。
- 申込制以外の場合も、できるだけホームページから申込んでください。
※会員以外の方も研究会に参加できます。- ※研究会では講師がご案内しますので初心者の方でも安心してご参加できます。
- ※参加にあたっての注意点は、各詳細で事前に必ずご確認ください。